整備概要
 原油・液化天然ガス等の危険物を積んだ船舶が衝突・乗揚げなどの事故を起こした場合あるいは南関東地震等により大災害が発生した場合には船舶交通の阻害のみならず港湾施設や沿岸部の住民に大きな被害が及ぶことが予想されます。このような大規模な海上災害の発生に際して速やかに被災者の救援活動を実施するため、防災活動の拠点として整備されたのが本施設です。この防災基地は発生時には指揮中核として巡視船艇、航空機等を迅速かつ効率的に運用するなど、海上災害応急対策の拠点として機能する一方、平常時には船艇基地として運用するほか、特殊救難訓練施設として海上災害を想定した各種の訓練、研修に使用する機能を有した施設となっています。

横浜海上防災基地
所在地:

横浜市中区新港町
敷地面積:

26,759u
構造規模:

RC造
地上4階地下1階
延べ面積:

13,314u
竣工:

平成6年
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