台風15号の影響による渡良瀬川河川事務所管内の出水概況・治水事業の効果・治水施設の稼働状況・砂防事業の効果を報告します。
管内の市町村を対象に発令されていた「土砂災害警戒情報」は、桐生市は9月21日22時43分に、日光市は9月22日7時25分に解除されました。 また、管内の河川水位も全ての基準観測所において水防団待機水位を下回り下降を続けており、被害情報等も入っていません。 よって、渡良瀬川洪水対策支部は、平成23年9月22日7時30分に注意体制を解除し支部を解散します。
渡良瀬川河川事務所管内各基準観測所の水位は順調に下降しており、22日0時00分現在はん濫注意水位を下回っており、今後降雨もないことから河川水位が上昇することはないと予想されます。(出水対応)
土砂災害警戒情報は、栃木県日光市が現在も継続中です。(土砂災害対応)
よって渡良瀬川洪水対策支部は、警戒体制から注意体制へ移行します。
平成23年9月21日21時00分、足利水位が3.33mに達し氾濫注意水位3.30mを越えました。また高津戸水位が3.69mに達し氾濫注意水位3.30mを越えました。そのため関係水防管理団体へ出動を要請しました。
平成23年9月21日19時00分、高津戸水位が3.48m(氾濫注意水位3.30m)を越えており、さらに水位の上昇が予想されます。 また、広見橋水位が1.91m(水防団待機水位1.70m)を越えました。
草木ダムの流入量が1,376m3/sに達し洪水調節を行っています。今後も河川水位はさらに上昇することが予想されます。(出水対応)
土砂災害警戒情報は、群馬県桐生市・太田市・みどり市及び栃木県日光市・栃木市・佐野市に発令され現在も継続中であるとともに、今後も引き続き降雨が予想されます。(土砂災害対応)
よって、渡良瀬川洪水対策支部は警戒体制に移行します。
台風15号の影響により、21日17時30分現在渡良瀬川高津戸の水位は3.01m(水防団待機水位2.20m)を越えました。また草木ダムの流入量が500m3/sに達し洪水調節を開始しました。今後河川水位もさらに上昇することが予想されます。(出水対応)
土砂災害警戒情報は、群馬県桐生市・太田市・みどり市及び栃木県日光市・栃木市・佐野市に発令され現在も継続中であるとともに、今後も引き続き降雨が予想されます。(土砂災害対応)
よって渡良瀬川洪水対策支部は、注意体制を継続します。
台風15号による強い降雨により、桐生市に13時25分土砂災害警戒情報が発令されました。
よって、渡良瀬川洪水対策支部は平成23年9月21日 13時30分、支部を設置し注意体制に入りました。