砂防事業
-
通洞床固群
足尾町(現・日光市)通洞地区は、土砂災害に強い地域づくりを目的とした「セイフティ・コミュニティモデル事業」の実施地区の認定により、国による砂防事業が実施され、それと併せて町による総合住環境整備事業が実施されたエリアになります。
セイフティ・コミュニティモデル事業の一環としての通洞床固群の施工によって、土砂災害の危険性を少なくすると共に、背後地には、建設残土を利用したセイフティ広場を造成して、緊急時の避難場所および公園として利用できるようになっています。
床固は、川底の勾配を緩やかにして、川の流れるスピードを遅くすることにより、川底の洗堀を防ぐ、砂防えん堤を小さくした施設のことです。