事務所の取り組み
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道の維持・管理
緑地管理
樹木管理
管内の多くの街路樹は、植えられた当時と比べ樹木も生長し、周辺環境も都市かされてきており、道路空間や沿道環境との
不適合が見られるようになってきています。
特に、国道20号のケヤキについては生長が著しく、大径木化した樹木による歩道部の根上がりや横断防止柵・縁石の破損など、
道路管理において大きな課題となっています。
そこで、このような課題に対応するため、有識者および専門家で構成される「大径木化した樹木への対応に関する検討委員会」
を設立し検討を行いました。
大径木化した樹木への対応に関する検討委員会
管内の街路樹において、腐朽している樹木が散見されるようになってきており、さらには、強風時における倒木の被害も発生してます。
そのため、樹木をなるべく傷めない維持管理の対応方法が課題となっています。
このような課題に対応するため、有識者および専門家で構成される「樹木の腐朽等への対応に関する検討委員会」を設立し検討を行いました。
この検討委員会において、「街路樹管理マニュアル」「街路樹点検マニュアル」を作成しました。
今後の街路樹管理については、予算の範囲内でこれらのマニュアルに基づき取り組んで参ります。
樹木の腐朽等への対応に関する検討委員会
街路樹管理マニュアル[PDF:7030KB]
街路樹周辺掘削工事にともなう確認事項(様式1)[Word:42KB]
街路樹点検マニュアル[PDF:8903KB]
都市化した生育環境のもとで、道路空間や沿道環境・景観および地元要望との不適合が見られ、維持管理上課題となっております。
課題へ対応するため、有識者及び専門家で構成される『持続可能な街路樹の管理に関する検討委員会』を設立いたしました。
持続可能な街路樹の管理に関する委員会
生育環境・安全確保の取り組み
美しい景観形成、沿道環境の保全、道路利用者の快適性の確保のため道路緑化を道路交通機能の確保を前提にしながら
進めております。
また、街路樹等道路植栽の生育環境の確保、道路利用者等の安全への影響の未然防止を図るため、剪定、除草等を実施し、
日常管理において樹木の管理と状態の把握に努めております。
しかしながら、街路樹は、腐朽菌により腐朽が進み強風などの外的要因により倒伏し、重大事故につながる可能性もあります。
倒伏の可能性のある樹木を発見した場合には、速やかに街路樹点検を実施します。
点検により、詳細な診断が必要とされた場合には、街路樹診断を行い、診断結果を踏まえて危険の除去を行います。
対応事例を以下に示します。
<診断事例>
・国道20号(内堀通り)腐朽により伐採したユリノキについて
○点検カルテ[PDF:7585KB]
○診断報告書[PDF:1559KB]
○事後検証報告書[PDF:3445KB]
・この事後検証で、事前の診断結果は正当な評価であることが確認されました。
・引き続き、管内の日常の樹木管理を行うとともに、倒伏の可能性がある街路樹の点検を行い、その結果を踏まえ、街路樹の
生育環境と安全確保に取り組んでいきます。