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    大谷休泊紀功の碑

    説明

    大谷休泊紀功の碑 大谷休泊紀功の碑

    大谷休泊は、大永元年(1521)生まれと伝えられ、多野郡平井(現藤岡市)城主上杉憲正の家臣であったが、館林城主長尾顕長の招きに応じて領内の成島に住み、潅がい、植林等の開発事業にあたったといわれる。その事業は、渡良瀬川および多々良沼より用水堀を掘り、邑楽・館林の1,000ヘクタール程の水田を潅がいし、約63ヘクタールの新田を開く一方、広漠たる館野ヶ原金山(現太田市)より115万本分の松苗を移植したと伝えられ、現在でも、用水堀は上・下休泊堀と呼ばれ、また、植林地は大谷原として松沼町周辺にその面影をとどめている。
    この休泊の功績を広く世の人々に知らせ、不朽に伝えようと、明治17年5月この地に紀功碑が建立された。
    大谷休泊の墓(県指定史跡)は、館林市北成島町693番地にある。

    位置

    群馬県館林市

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