事業紹介
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管理
河川管理施設
安全安心な暮らしを守っています。
利根川の下流域には、私たちの命や財産を守るために、様々な施設があります。大雨や台風などで川が増水したときに閉鎖して支川への流入を阻止する水門、増水時に洪水を別の河川に排出したり水田用の水を取り入れる揚排水機場などが代表的です。
十日川排水機場(写真左)と新川水門と根木名川排水機場(写真右)
霞ヶ浦導水第三機場(写真左)と一之分目排水機場(写真右)
水門と揚排水機場
水門は、利根川の水が増えたとき、支川に水が流れ込むのを防ぐための施設で、開け閉めできる扉がついています。
水門を閉めたままにしておくと、支川の水が増えすぎてしまうので、たまった水をポンプでくみ上げ少しづつ利根川に流すのが排水機場の役目です。
揚水機場は、水田などで水が必要なときに、利根川から水をくみ上げるための施設です。水門と排水機場の働き
閘門
利根川の水が増えたときに、支川に流れ込むのを防ぐとともに、閘門の前後で水位に差があるときでも船が通れるようにする施設です。
横利根閘門ふれあい公園
横利根閘門
横利根閘門は利根川が増水したときに、洪水が霞ヶ浦に逆流しないように、また増水時でも船舶の航行が可能なように当時の最新技術を用い日本人技術者のみによって建設されたものです。
横利根閘門は、平成6年に、完成以来70年以上にわたる稼働で傷みの激しい部分を修復するとともに、一部を自動化するなどの改築が行われました。
その改築にともない、平成12年、文化遺産としての横利根閘門の歴史や役割を学ぶ施設および既存の緑地を生かしたレクリエーション施設を設置するなど、周辺の環境整備を行いました。
横利根閘門は、土木技術史上、煉瓦造閘門の一つの到達点を示す遺構として重要であると評価され、平成12年5月に重要文化財に指定されました。利根川河口堰
塩害(川に海水が流れ込むことによる農作物への害)が起こるのを防ぐための施設です。同時に東京、千葉、埼玉の生活用水、農業用水、工業用水を得るために使われています