国土交通省 関東地方整備局
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魚が移動しやすくなるように「魚道」が整備されています。
利根川下流域では、80種類以上の魚類が生息するとみられています。アユなどの遊泳力の大きな魚が遡上しやすくするため、「呼び水式階段魚道」が整備されていますが、老朽化が進んでいることに加え、遊泳力の弱い小型の水生生物に対応していませんでした。利根川河口堰の右岸側に設置した「緩勾配式魚道」は、勾配を緩くし、石や土砂を使いより自然に近い形の魚道であり、遊泳力に弱いウナギやハゼなどの小魚やカニ・エビなどの甲殻類を中心とした小型水生生物の遡上をしやすくさせます。