こんにちは! 市川まどかです。この番組は、私たちの生活に深い関わりを持つ河川や道路にスポットあててお送りしています。
きょうは先週に引き続き、スタジオに国土交通省 高崎河川国道事務所 工務第一課 技術審査係長の松川洋一(まつかわよういち)さんにおいでいただきました。
現在国土交通省で進められている「高松立体事業」についてお話を伺ってまいります。
松川さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さて、先週は高松立体事業の目的や渋滞の状況などデーターであらわして、問題・課題が「見える」ようになりました。これが「道路見える化計画」でしたよね。
今日は、実際行われている工事の状況、今後の予定など伺っていきたいと思います。
松川さん、まず工事はいつから開始されたのですか。
工事は平成12年10月より着手しました。これまで烏川護岸工事、和田橋拡幅工事、切り回し道路工事など実施してきました。
そして平成17年9月14日に国道を迂回道路に切り替え、立体部のボックス工事に入りました。
迂回道路になって初めて通ったときは、これで完成したのかと思ったりしました。
工事は順調に進んでいるのですか。
はい、施工に伴いステップごとに切り替え変更し、工事を進めてきました。
第1ステップが国道の切り替え。第2ステップでは県道藤木高崎線を前橋側に移動、第3ステップでさらに東京側に移動してボックス工事を進めてきました。そして現在、ボックスが完成したため、第4ステップの元の線形に戻す段階になっています。
第4ステップ。なんとなく最終段階に感じますが。何時行われるのでしょう。
実は、今晩8時より元の形状に戻す作業が行われます。雨が降ってくると順延となりますが。
時間はどれくらいかかるのでしょうか。
今晩8時から明日14日6時の間を予定しています。
今回の工事で信号位置や路面表示の修正を行うため、国道17号及び県道藤木高崎線を規制しますので、近隣住民の皆様、当該箇所を通行される皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解ご協力お願いします。
高松立体の今後の予定はどのようになりますか。
来年になりますが、平成20年春に立体部の開通を予定しており、本線の舗装工事等を進めてまいります。
あと一年で立体部は完成するのですね。 高松立体が早く完成して渋滞や事故がなくなるといいですね。
そうですね。早期完成に向け実施していきたいと思います。
松川さん、ありがとうございました。