プロフィール


公園のあらまし

 国営昭和記念公園は、昭和天皇御在位50年記念事業の一環として、立川飛行場跡地に建設された総面積180haにおよぶ国営公園です。

 本公園は、昭和58年の開園以来、順次開園を行っており、現在約169.4haを開園しています。今後も全面積開園に向けてさらに建設を進めていきます。

 また、本公園では、四季おりおりの花や植物のほか、年間を通じて行われる様々なイベントを提供しています。


良好な立地条件

自然環境

 本公園は、東京都心部から西へ約35km、北に狭山丘陵、南に多摩丘陵をひかえた武蔵野台地の一角に位置しています。

 多摩川水系の残堀川が流れる園内はほぼ平坦な地形で、地層は洪積層(立川ローム層)にあたり、安定した地盤を形成しています。

 また、園内の土壌は植物の成育に適した黒ボク土壌で、アカマツ林のほか、多数の良好な樹木が成育しています。

人文環境

 本公園は首都圏のレクリエーション需要に対応する大規模公園であるとともに、多摩連環都市整備構想の中でも、文化・レクリエーションの中核的な施設として位置づけられています。

 公園は、JR立川駅から近く、周辺の道路網の整理も計画されており、首都圏全体からの利用に対し、十分なアクセスが確認されることになっています。

 旧米軍跡地には広域防災基地、業務地等が計画されており、周辺の既成市街地と一体となって新しい良好な市街地の形成が期待されています。


経緯

年/月/日 項目
大正10 陸軍飛行場設置を決定
昭和20/09 米軍が旧陸軍施設を接収
昭和44/12 米軍飛行場の機能停止
昭和50/末 総理府、天皇陛下御在位五十年記念事業を検討
昭和51/11/05 昭和記念公園(仮称)建設を閣議了承
昭和52/11/30 立川基地全面返還
昭和53/03/16 建設大臣私的諮問機関として昭和記念公園(仮称)基本問題懇談会設置
昭和54/03/16 昭和記念公園調査事務所発足
昭和54/07/31 基本問題懇談会、基本理念および基本方針を建設大臣に報告
昭和54/11/19 国有財産中央審議会、立川基地跡地利用計画の大網を答申
昭和54/11/30 国営昭和記念公園の設置を閣議決定
昭和54/12/10 国営昭和記念公園工事事務所に改組
昭和55/02/19 大蔵省、公園予定地の使用を承認、公園建設工事に着手
昭和56/11/27 都市計画決定
昭和57/02/16 建設大臣、公園区域の予定地の告示
昭和57/04/14 建設大臣、都市計画事業承認
昭和58/09/16 国有地管換
昭和58/10/26 第一期開園、昭和天皇御臨席のもとに開園式典、
(みんなの原っぱ、花木園、ふれあい広場)70haを開園
昭和60/06/28 レインボープール、南口オープン
昭和61/04/19 水鳥の池オープン
昭和61/07/11 水遊び広場オープン
昭和61/07/17 渓流広場オープン
昭和63/10/10 うんどう広場オープン
平成01/04/29 「みどりの日」制定記念式典、天皇・皇后御臨席のもと開催
平成01/07/08 昭島口オープン
平成01/10/08 バーベキューガーデン、パターゴルフ場オープン
平成02/10/06 スポーツエリア、林間広場オープン
平成04/10/09 こどもの森全面、玉川上水口オープン
平成09/04/17 日本庭園オープン
平成11/04/28 皇太子・同妃両殿下御臨席のもと
第10回全国「みどりの愛護」のつどい開催
平成11/12/18 残堀川緩傾斜部オープン
平成13/04/27 砂川口オープン
平成15/03/14 西立川口橋上通路オープン
平成15/04/01 国営昭和記念公園事務所に名称変更
平成16/11/03 日本庭園内に盆栽苑オープン
平成17/11/27 みどりの文化ゾーンオープン
平成19/10/13 こもれびの里オープン
平成23/04/01 花の丘オープン
平成26/04/01 高松口オープン