災害情報
[H29年10月]台風21号接近に伴う体制
台風21号の降雨の影響による管内水位観測所の大幅な水位上昇が見込まれなくなったため、渡良瀬川洪水対策支部は、10月24日17時00分、注意体制を解除し、洪水対策支部を解散しました。
台風21号による渡良瀬川河川事務所管内の出水状況について、10月23日15時00分時点の状況を取りまとめました。
渡良瀬川上流の草木ダム上流域の降り始めからの雨量は、207mmに達し、雨はほぼ止んでいます。草木ダム下流の高津戸の水位は、23日4時に2.71メートルに達し、水防団待機水位を超えましたが、11時現在1.37メートルで低下を続けています。足利水位観測所は、23日5時にピーク水位2.65メートルに達し、現在は低下しています。下流の早川田上水位観測所は、23日7時にピーク水位5.60メートルに達し、現在は低下傾向ですが、依然高い水位となっています。(数値は、いずれも速報値です。)
支川秋山川、三杉川の水位も高い状況にあり、排水機場を稼働し排水を続けています。なお、三杉川では排水機場に加え排水ポンプ車2台(排水能力:1台あたり30立方メートル毎分)を派遣し、排水作業を行っています。
台風21号の大雨により、今後管内河川の水位上昇が予想されるため、渡良瀬川河川支部は、平成29年10月22日15時00分に洪水対策支部を設置し、注意体制に入りました。