~秩父路魅力アッププロジェクトチーム~
・目的
秩父地方は豊かな自然(秩父連山と荒川の渓谷が織りなす大自然の緑の風景)と歴史的名所旧所を有し、また秩父夜祭りや寄居玉淀水天宮祭など地域コミュニティを基盤とした活動も盛んである。このような秩父地方の往来の中心となる軸が秩父路であり、秩父路や周辺街路等、道路の景観や空間の使い方について魅力向上を図ることにより、満足度の高い魅力ある地域を創造する。
国道140号の花園インターチェンジから雁坂トンネルまでの約70キロメートルの区間を「秩父路」の軸都市幅広のエリアを「秩父路エリア」とする。
皆野寄居有料道路、秩父往環道、秩父34箇所の札所を結ぶ巡礼の道等も「秩父路」を構成する道路として位置づけている。
このエリアは秩父連山と荒川の源流・支流の渓谷が織りなす大自然の緑の風景(長瀞渓谷・石畳、中津峡等)といった他の地域にはない多彩な景観資源が存在し、それらの資源を活用したライン下りや景勝巡りなどの体験・交流資源も充実している。
「秩父札所巡り(久昌寺)」
秩父三十四ヶ所の観音霊場は、板東三十三ヶ所、西国三十三ヶ所と共に、日本百番観音に数えられています。
写真提供:活動団体
「長瀞町・荒川」
関東地方でも有数の観光地であり、蝋梅、梅、桜、つつじ、藤、花火大会、紅葉が有名です。ライン下り、カヌー、ラフティング等が楽しめます。
写真提供:活動団体
「秩父夜祭り」
秩父夜祭りは、日本三大大曳山祭の一つと言われている。又、2日は午後から、3~4台の屋台が曳行され、辻々では曳き踊りと呼ばれる子供達による踊りが行われる。
写真提供:活動団体
「羊山公園・芝桜」
秩父のシンボルともいわれる武甲山の麓、羊山丘陵の斜面を利用して様々な色の芝桜を組み合わせて植裁されており、文字通りの「花のパッチワーク」です。
写真提供:活動団体
・眺望ポイントづくり(景観間伐)
風景を楽しむための眺望ポイントを調査し、必要な景観間伐や休憩施設等を整備する。ボランティアによる枝打ち体験を実施。
活動主体:NPO森、埼玉大学
写真提供:活動団体
・エコハイク体験
地元の案内により秩父の豊かな自然や歴史を学びながら散策する体験事業。参加者の感想レポートなどをまとめ、情報発信にも活用していく。
活動主体:NPO環境を考える会
写真提供:活動団体
・シンポジウム、講習会の開催
地元の地域づくりの担い手を育成するため、「五感」や「風景」、「観光」などをテーマにしたシンポジウムや講演会を開催する。
主催:秩父路魅力アッププロジェクトチーム
写真提供:活動団体
・五感にもとづく資源調査
「景観(風景)」「味風景」「香り風景」「音風景」「触れる風景」という5つのテーマで資源探しを行い、新たな切り口のガイドマップづくりを行う。
活動主体:NPOちちぶまちづくり工房
写真提供:活動団体
・道の駅の連携
7つの道の駅について、情報などの連携方策を検討していく。
活動主体:秩父路魅力アッププロジェクトチーム
写真提供:活動団体
その他
・秩父魅力アップ情報館づくりと情報発信:秩父以外のNPOの事務所スペースなどを間借りして秩父の情報発信を行うサテライトスペースを整備する。秩父住民による出前講座を開催し、地域間の交流も推進する(NPOちちぶまちづくり工房)
・応援団の検討:秩父の観光客やボランティア参加に加え、ファンドの検討など、秩父の魅力アップを応援し、支える様々な仕組みを検討していく(NPOちちぶまちづくり工房)
・町民観光ボランティアガイドによる名所案内、観光施設内案内、売店アドバイザーを実施(長瀞商工会)
・推進組織
NPOを主体とし、観光団体、交通団体などと行政によるプロジェクトチームを編成する。
・検討体制
(1)コア会議:参画団体のコアとなる代表者で構成され全体の企画・運営を行う。
(2)活動主体:コア会議で決定されたテーマを、各活動団体別に運営・企画・活動を行う。