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「R3馬返崩壊地対策工事」において、「見積活用方式」、「地域外からの労働者確保に要する間接費の設計変更」の試行、「余裕期間制度の活用」、「難工事指定」を採用します。
○見積活用方式
標準的な積算と乖離が予想される工種を選定し、入札者から見積の提出を求め、その価格の妥当性を検証のうえ、予定価格に反映する「見積活用方式」を試行します。
○地域外からの労働者確保に要する間接費の設計変更
地域外からの労働者の確保が必要となる工事において、宿泊費や労働者の赴任手当など標準積算と実際にかかる費用に乖離が考えられるため、共通仮設費及び現場管理費の対象項目についてその妥当性を確認の上、実績変更する試行を行います。
○余裕期間制度の活用(任意着手方式)
受注者の円滑な工事施工体制の確保を図るため、事前に建設資材、労務者確保等の準備を行うことができる余裕期間を設定した工事であり、契約日から工事着手期限(令和4年4月1日)までの期間において、受注者が任意に工事着手日を選定できます。
なお、工事の始期までの余裕期間内は、監理技術者の配置が不要となります。
○難工事指定
本工事は、工事を適切に完成させた場合、その後の工事発注における総合評価項目「難工事施工実績評価対象工事(試行)」を加点対象とする「難工事指定」を実施します。別紙・参考資料