信州の街道探訪
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本陣が二軒ある河畔の宿場「塩名田宿」
千曲川河畔にあり、中宿・下宿・河原宿の三つに分かれている。普段は宿泊客が少なかったが、千曲川が増水し川留めで滞在が延長されるため、本陣が二軒設置されていた。次の八幡宿との距離は中山道最短。
【佐久平駅から中山道線バス塩名田】

八幡神社は高良社が旧本殿「八幡宿」
幕末に皇女和宮が十四代将軍徳川家茂へ降嫁の折りに宿泊した。宿の入口には宿名の由来となった高良社を旧本殿とする八幡神社がある。本陣と脇本陣に門と客殿、八幡東交差点には問屋が残っている。
【佐久平駅から中山道線バス八幡】

往時を偲ばせる建物が残る「望月宿」
8月の満月の日、朝廷へ名馬を納めたことから望月の名がついた。本陣跡には歴史民族資料館が建ち、かつての面影を残す脇本陣の隣には、望月最古の建物である旅籠兼問屋も残っている。
【佐久平駅から望月方面行バス望月】

20 八幡宿本陣跡
19 八幡神社高良社
18 大日像
17 舟つなぎ石
16 塩名田宿本陣
25 茂田井の双体道祖神
24 茂田井間の宿
23 望月宿本陣
22 大和屋
21 瓜生坂

《知ってなるほど!》川留めになると何日もここに滞在/塩名田宿
塩名田宿は千曲川を渡るためにできた宿場。普段の宿泊客は少ないが、千曲川の増水による川留めで足止めされた旅人が幾日もの滞在を必要とされることが度々あった。千曲川の流れは今とは違って、橋が何度も消失するほどの激流だった。そのため当時千曲川は、徒歩(かち)渡し、舟渡し、橋渡しの三様で渡ったという。

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