信州の街道探訪
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中山道との分岐点がある「追分宿」
中山道との分岐点としてにぎわった。宿場の雰囲気を色濃く残し、堀辰雄など多くの文人に愛された場所でもある。宿場の入口近くに「追分宿郷土館」があり、宿場の歴史と文化を見ることができる。
【しなの鉄道信濃追分駅から約1km】

富裕な城下町にして宿場町「小諸宿」
小諸城を中心とする城下町。宿場としての機能が加わることで商業もめざましく栄え、江戸中期には東信濃随一の経済圏を形成。特に醸造業は信州の最先端にあった。街道沿いの商家に往時の面影が色濃く残る。
【JR小海線・しなの鉄道小諸駅から約0.2km】


5 小諸城址
(三の門)
4 小諸宿本陣
(問屋場)
3 平原の松
2 明治天皇
御小休所跡
1 追分の分去れ

《街道名物》各地のそばを食べ比べ
「そば切り」が、そばの一般的な食べ方になったのは江戸時代。そば栽培に適した環境から信州にはそば産地が多く、宿場に憩う人々も、土地の粉を使った手打ちそばに舌鼓を打ったことだろう。宿場時代のたたずまいを生かしたそば店が今も各地にあり、こだわりの味を賞味できる。

《知ってなるほど》牛に引かれて善光寺参り/小諸宿
信心薄い老婆が川で布を晒していたところ、一頭の牛がその布を角にかけて走り出した。布を取り戻そうと牛を追いかけ野を越え山を超えてたどり着いたのが善光寺。老婆はありがたさに思わず手を合わせ、参籠の一夜を過ごした。実はこの牛こそ布引観音の化身で、老婆を阿弥陀如来の許へ導き信心を起こさせるために現れたという伝説。
布引観音堂近くの断崖には、老婆と布が化したといわれる布岩がある。

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