埼玉県南東部地域の慢性的な交通渋滞の緩和を目指して造られる新しい幹線道路です。八潮市内にある外環の「八條地先」から草加市、越谷市、吉川市、松伏町、春日部市を経て、国道16号との交差部である「庄和インターチェンジ(仮称)」に至る延長17.6kmの道路です。
並行する国道4号や、周辺道路の交通混雑の緩和を図るとともに、越谷レイクタウンなど、東埼玉道路沿線に計画されている開発事業を支援し、地域の活性化に寄与していきます。
この東埼玉道路は、中川低地と呼ばれる軟弱な地層のある区域を通ります。そのため道路が沈まないよう、あらかじめ盛土を行う「載荷盛土工法」や、地盤に柱を立てて排水を促す「バーチカルドレーン工法」を採用するなど、対策を講じています。
なお、平成16年度には八潮市八條地先(外環)から吉川市川藤地先までの側道5.7kmを供用しました。 平成17年度は越谷レイクタウン地区の開発計画を支援する電線共同溝の整備を推進していきます。
また供用区間で、越谷レイクタウンの調整池に架かる「レイクタウン橋」、元荒川に架かる「大成橋」、新方川に架かる「新ましもり橋」の3橋が新設されました。
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▲八潮市八篠(起点)より吉川市川藤方面をのぞむ(H17.6) |
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