2020年06月17日
宇都宮国道事務所
昨今、工事発注において予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札のとりやめや不調が予想される工事について不調・不落対策を試行しております。
今回発注する「R2矢板出張所電源設備工事」は、標準的な積算と実勢価格に乖離が生じることが予想されることから、見積活用方式・機器単体費の提示の試行を行うほか、配置予定技術者の専任を要しない期間を設定します。
(1)「見積活用方式」
本工事は、電源設備工(発電設備設置工、発電設備撤去工、直流電源設備設置工、直流電源設備撤去工、無停電電源設備設置工、無停電電源設備撤去工)において、標準的な積算と実勢価格に乖離が生じることが予想されるため、入札参加者から見積の提出を求め、その価格の妥当性を検証のうえ、予定価格に反映する「見積活用方式」を試行します。
(2)「機器単体費の提示」
本工事は、発電設備、直流電源設備、無停電電源設備に係わる機器単体費を歩掛見積参考資料に提示する試行を行います。
(3)「配置予定技術者の専任を要しない期間」
本工事は、発電設備、直流電源設備、無停電電源設備の機器製作を要する工事であるため、機器製作期間については、競争参加資格確認申請書の配置予定主任(監理)技術者の専任を要しないこととします。