2021年08月18日
東京国道事務所
工事発注において、予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札のとりやめや不調が予測される工事について不調不落対策を試行しております。
今回発注する「R3国道14号亀戸駅前歩道橋架替工事」(本官工事)については、以下の(1)(2)を試行、(3)を採用します。
(1)「間接工事費実績変更方式」
安全費、運搬費、営繕費において、標準的な積算と実勢価格に乖離が生じることが予想されるため、その妥当性を確認のうえ実績により共通仮設費(率分)について変更する「間接工事費実績変更方式」を試行します。
(2)「見積活用方式」
本工事は、交通量の多い交差点上で規制を行いながら足場設置が必要な工事のため、作業効率が低下することが懸念されます。このため、入札者からの見積提出を求め、その価格の妥当性を検証の上、予定価格に反映する「見積活用方式」を試行します。
見積を求める工種は、標準的な積算と乖離が予定される工種より選定しています。
(3)「難工事指定」
工事を適切に完成させた場合、その後の発注工事における総合評価項目「難工事施工実績評価対象工事(試行)」を加点対象とする「難工事指定」を採用します。
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