2020年04月24日
関東地方整備局
群馬県
嬬恋村
令和元年東日本台風により群馬県吾妻郡嬬恋村大笹地先において発生した被害の早期の復旧にあたっては、関係機関が緊密な連携を図りながら推進しています。
本日、『嬬恋村(吾妻川・国道144号)復旧連絡調整会議(第3回)』を持ち回りにて開催し、各事業者から復旧工事の状況の報告、出水期における安全安心の確保と役割分担について確認しました。また、引き続き、協力しながら早期に円滑に復旧事業を進めていくことを確認しました。
<会議結果の要旨>
・長井川原地区周辺の保全を図るため、床固工等の早期完成に向けて、工事を進めています。
・鳴岩橋の仮橋迂回路が完成するため、5月8日(金)午前10時に緊急迂回路から仮橋迂回路へ交通を切り替えます。引き続き、緊急迂回路を早期に撤去し、出水期における安定した川の流れの確保及び道路(仮橋迂回路)の保全を図るため、群馬県と共に仮河道の整備を進めます。
・群馬県は復旧工事を進める他、出水期における大笹地区(仮橋周辺)の安定した川の流れを確保するため、仮河道の整備を進めます。また、緊急迂回路に用いた盛土材※を再利用し、工事期間の短縮を図ります。
※:早期完成を図るため、現地で入手困難であった盛土用土砂に代えて、台風により現地周辺に流れついた巨石を砕きネット状の袋材に詰めたもの