2021年04月09日
利根川上流河川事務所
昨今、工事発注において、予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札のとりやめや不調が予想される工事について不調・不落対策を試行しております。
今回の発注する「R2思川河道掘削他工事」では、「余裕期間制度(フレックス)」、「施工箇所が点在する積算方法」の試行を行います。
(1)「余裕期間制度(フレックス)」
受注者の円滑な施工体制の確保を図るため、事前に建設資材、労働者の確保等の準備を行うことができる余裕期間を設定する制度です。
(2)「施工箇所が点在する積算方法」
建設機械を運搬する費用や交通規制等がそれぞれの箇所に発生するなど、積算額と実際に係る費用に乖離が考えられることから、工事箇所毎に、共通仮設費、現場管理費を箇所ごとに算出します。