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記者発表資料

2020年12月15日

  • 利根川上流河川事務所発注工事(R3河川維持工事)において、「災害時に河川情況把握を行う人材育成・確保のための取り組み」を試行します。

    利根川上流河川事務所

     利根川上流河川事務所では、洪水や地震等が発生した際には、堤防等の異常や被災が生じていないか、情況把握(点検)を行っています。
     この情況把握は、河川維持工事とあわせ委託していますが、その対応は災害時であり昼夜間・休日を問わず迅速、かつ、悪天候等厳しい条件下での出動になるため、交替要員含め複数の人材を必要とします。また、異常を発見する能力も求められるため、本文資料(PDF)別紙の要件を持つ人員配置を条件としています。
     災害の発生等を考慮し、情況把握を行える体制を確実に確保しておく必要がありますが、それを行える人材(情況把握員)を複数名確保することは、前述した条件もあり厳しい状況です。
     この状況を踏まえ、情況把握員となり得る人材(今後の担い手)を確保するため、試行的な取り組み(R3年度河川維持工事(随時入札公告))を実施します。具体的には、資格等を持つ情況把握員2名1班で行っていた体制を、1名は資格等を持たない方を補助員(訓練生)として配置していただきます。
     但し、補助員には、実際の出動に備えて最低限の基礎的な知識を習得させるため、受注者は河川維持管理技術者による講習会を開催し、これを1回以上受講し、現地での訓練や実務を通して、今後の情況把握員になり得る、川を診られる人材の育成を推進するものです。

  • 別紙・参考資料

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