ホーム > 記者発表資料 > 令和3年 > 5月 > 「R2利根川下流管内閘門用非常電話設備更新工事」及び「R2利根川下流管内通信設備他撤去工事」において「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」等を試行します。

記者発表資料

2021年05月26日

  • 「R2利根川下流管内閘門用非常電話設備更新工事」及び「R2利根川下流管内通信設備他撤去工事」において「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」等を試行します。

    利根川下流河川事務所

     工事発注において、予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札のとりやめや不調が予測される工事について不調・不落対策を試行しております。
     今回発注する下記の工事は以下の試行(1)~(5)を行います。
     1.R2利根川下流管内閘門用非常電話設備更新工事:(1)、(2)、(3)
     2.R2利根川下流管内通信設備他撤去工事:(1)、(2)、(4)、(5)

    (1)「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」の試行
     競争参加者が少数と見込まれ、技術難易度が比較的低い工事について対象工事ごとに技術資料収集に係る公示資料の交付を受けて、競争参加希望者が参加表明確認申請書及び技術資料(参加要件は企業のみとして技術者要件を求めない。)を提出し、指名基準による選定を行い、指名された競争参加希望者により総合評価落札方式で落札者を決定するものです。なお、総合評価は、災害活動実績を加算点としています。
    (2)「余裕期間制度」
     余裕期間とは、契約期間内ですが、工期外となるため、受注者は主任技術者等の配置が不要となり、工事に着手してはならない期間のことです。工事着手以外の工事のための準備は、受注者の裁量で行うことが出来るため、事前に建設資材、労働者確保等の準備を行うことができる制度です。
    (3)「機器単体費の提示」
     工場製作等に係わる機器単体費を歩掛見積参考資料に提示することを試行します。
    (4)「施工箇所が点在する工事の積算方法」
     施工箇所が点在する工事は、建設機械を運搬する費用や交通規制等がそれぞれの箇所で発生するなど、積算額と実際にかかる費用に乖離が考えられることから、箇所毎に共通仮設費、現場管理費の算出を行う「施工箇所が点在する工事の積算方法」を適用しま
    す。
    (5)「見積活用方式の適用」
     狭隘な箇所で作業効率の低下に伴い、標準積算との乖離が考えられる「非常用発電機の撤去」については歩掛見積の提出を求め予定価格を作成します。

  • 別紙・参考資料

国土交通省 関東地方整備局 所在地 〒330-9724 埼玉県さいたま市中央区新都心2-1 さいたま新都心合同庁舎2号館電話:048(601)3151〔受付時間:8時30分から12時00分、13時00分から18時00分〕 FAX:048(600)1369