2021年04月09日
高崎河川国道事務所
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、技術者の確保や労働力、資機材の調達が困難である等の工事内容や地域特性を踏まえ、競争参加者が少数と見込まれ、技術的難易度が比較的低い工事について、「公募型指名競争入札方式」による工事発注を試行します。
また、工事発注において予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札の取り止めや不調が予想される工事について、不調・不落対策を試行しております。
今回発注する「R2国道144号嬬恋権限代行改良他工事」は、直轄権限代行による災害復旧事業の一環として、令和元年東日本台風により被災のあった「鳴岩橋付近」における本復旧の改良工事を施工するもので、以下の試行や採用を行います。
(1)「地域外からの労働者確保に要する間接費の設計変更」
本工事は、地域外から労働者の確保が必要な工事と考えられ、「共通仮設費(率分)のうち営繕費」「現場管理費のうち労務管理費」について、標準積算と実際に係る費用に乖離が考えられるため、その妥当性を確認の上、実績変更する「地域外からの労働者確保に要する間接費の設計変更」を試行します。
(2)「難工事指定」
本工事は、工事を適切に完成させた場合、その後の発注工事における総合評価項目「難工事施工実績評価対象工事(試行)」を加点対象とする「難工事指定」を採用します。