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記者発表資料

2020年07月22日

  • R2国道17号高松立体並榎地区改良工事において「公募型指名競争入札方式」による工事発注を試行します。不調・不落対策として、「見積活用方式」「間接工事費実績変更方式」「難工事指定」を試行します。

    高崎河川国道事務所

     新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、技術者の確保や労働力、資機材の調達が困難である等の工事内容や地域特性を踏まえ、競争参加者が少数と見込まれ、技術難易度が比較的低い工事について、「公募型指名競争入札方式」による工事発注を試行します。

     また、工事発注において予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札の取り止めや不調が予想される工事について、不調・不落対策を試行しております。
     今回発注する「R2国道17号高松立体並榎地区改良工事」は、国道17号の群馬県高崎市常盤町~並榎町において、国道17号前橋方面からの車線減少を解消(1車線→2車線)し、スムーズな交通の流れを確保することを目的に、国道18号の合流方法を改善するため、補強土壁工や側溝工などの道路改良工事を行うものですが、標準的な積算と実勢価格に乖離が生じることが予想されることから、以下の試行を行います。

    (1)「見積活用方式」
     本工事は、入札参加者から見積の提出を求め、その価格の妥当性を検証の上、予定価格に反映する「見積活用方式」を試行します。
     見積を求める工種は、標準的な積算と乖離が予想される工種より選定しています。

    (2)「間接工事費実績変更方式」
     本工事は、「安全費」「運搬費」について、標準的な積算と実勢価格に乖離が生じると予想されるため、その妥当性を確認の上、実績により共通仮設費(率分)を変更する「間接工事費実績変更方式」を試行します。

    (3)「難工事指定」
     本工事は、工事を適切に完成させた場合、その後の発注工事における総合評価項目「難工事施工実績評価対象工事(試行)」を加点対象とする「難工事指定」を採用します。

  • 別紙・参考資料

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