2021年06月01日
国営昭和記念公園事務所
工事発注において、入札参加者がいないことなどを理由として、入札・契約手続きのとりやめや不調が予測される工事について、不調不落対策を試行しています。
今回発注する「R2昭和受変電設備他更新工事」については、「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」等を試行します。
(1)「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」
競争参加者が少数と見込まれ、技術難易度が比較的低い工事について、対象工事ごとに技術資料収集に係る公示資料の交付を受けて、競争参加希望者が参加表明確認申請書及び技術資料(参加要件は企業のみとして技術者要件を求めない。)を提出し、指名基準による選定を行い、指名された競争参加希望者により総合評価落札方式で落札者を決定するものです。
なお、総合評価は、災害活動実績を加算点としています。
(2)「余裕期間制度(フレックス方式)」
受注者の円滑な工事施工体制の確保を図るため、事前に建設資材、労働者確保等の準備を行うことができる余裕期間を設定可能な工事です。
フレックス方式は、発注者が示した工事完了期限までの間で、受注者が余裕期間や工事の始期及び終期を任意に設定できます。
(3)「配置予定技術者の専任を要しない期間」
本工事は、現場施工に着手するまでの期間(現場事務所の設置、資機材の製作及び搬入又は仮設工事等が開始されるまでの期間)については、競争参加資格確認申請書の配置予定主任(監理)技術者の専任を要しないこととします。
(4)「機器単体費の提示」
本工事では、受変電設備に係わる機器単体費を歩掛見積参考資料に提示します。