2021年12月17日
関東地方整備局
河川部
荒川は我が国の中枢機能が集積する首都・東京を貫流する河川であり、今後の気候変動による降雨量の増大等も踏まえ、荒川の事前防災対策は喫緊の課題となっています。
このため、荒川第一調節池内の荒川貯水池(彩湖)を活用した事前放流を実施するための体制を令和3年2月に整えたところです。
荒川貯水池(彩湖)において、事前放流により一時的に洪水を調節するための容量を更に確保することについて検討した結果、排水ポンプ車の活用により追加的な容量確保が可能であると確認できました。今般、関係者のご理解を得て、追加容量を位置づけるための荒川水系治水協定の一部改正を行い、事前放流の実施体制を強化しましたので、お知らせいたします。
これにより、荒川貯水池(彩湖)の事前放流による更なる洪水調節が可能となり、荒川における洪水リスクの一層の軽減が期待されます。
※「荒川水系治水協定」及び「荒川水系ダム洪水調節機能協議会」については、関東地方整備局ホームページを参照してください。
https://www.ktr.mlit.go.jp/river/shihon/river_shihon00000389.html