2021年12月16日
関東地方整備局
福徳岡ノ場の噴火に由来する軽石が東京湾内に漂流した場合を想定し、多くの船舶が航行する東京湾の安定的な海上輸送を維持することを目的に、国土交通省関東地方整備局では、海洋環境整備船等 注)により日々ローテーションを組み海上での巡回を実施中です。
加えて、この体制を補強するため、12月15日に(一社)日本埋立浚渫協会関東支部及び(一社)海洋調査協会関東支部の協力の下、横須賀港沖(金田湾)にて海上軽石回収等の訓練を実施しました。
これは、先月の館山港沖で実施した訓練に続き、「漂流軽石回収技術検討ワーキンググループ」(国土交通省港湾局、水産庁)の検討結果を参考に、関東地方整備局が実施したものです。
引き続き、関東地方整備局では関係機関と連携を取りつつ軽石への対応に取り組んで参ります。
注)海洋環境整備船等は、平常時は東京湾等の閉鎖性海域において航路調査や浮遊ゴミ等の回収に従事しています。
【訓練概要】
実施日時:2021年12月15日(水)9時30分頃~14時30分頃
実施場所:横須賀港沖(金田湾)
実施者:国土交通省関東地方整備局
協力:(一社)日本埋立浚渫協会関東支部、(一社)海洋調査協会関東支部
実施内容:ドローンによる上空からの軽石探索、船舶による海上軽石回収及び軽石の揚陸に係る訓練
※詳細は本文資料(PDF)別紙をご参照ください。
※動画も掲載しておりますのでご参照ください。(https://youtu.be/QtFuPAFvPSY)