2020年07月22日
大宮国道事務所
昨今、工事発注において予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札のとりやめや不調が予測される工事について不調・不落対策を試行しております。
今回発注する下記対象工事(1)及び(2)は、標準的な積算と実勢価格に乖離が生じることが予想されるため、以下の(1)を試行、(2)、(3)を採用します。
【対象工事※工事の内容については、本文資料(PDF)別添の工事概要を参照してください。】
(1)R1浦和大宮出張所管内舗装修繕工事
(2)R2国道17号桶川・北本・鴻巣地区舗装修繕工事
(1)「日当たり作業量の補正」
本工事は、直接工事費のうち、都市部の工事で現場条件等により作業効率が低下し、標準積算と施工実態の乖離が大きいと考えられる歩掛について、日当たり作業量の補正を行う「日当たり作業量の補正」を試行します。
(2)「難工事指定」
本工事は、工事を適切に完成させた場合、その後の発注工事における総合評価項目「難工事施工実績評価対象工事(試行)」を加点対象とする「難工事指定」を採用します。
(3)「施工箇所が点在する積算方法」
本工事は、施工箇所が点在することから、建設機械を運搬する費用や交通規制等がそれぞれの箇所で発生するなど、積算額と実際にかかる費用に乖離が考えられることから、工事箇所毎に共通仮設費、現場管理費の算出を行う「施工箇所が点在する積算方法」を採用します。