2019年09月19日
大宮国道事務所
国道17号熊谷バイパス「熊谷市上之地区」は、交差点が近接している区間であり、断続的な交通混雑や速度低下が発生し追突事故が多発していました。
このため、大宮国道事務所では、交通安全対策として、追突事故の削減を図るために、付加車線を設置する改良工事を実施し、令和元年8月29日に完成しました。
今回、付加車線設置約2週間後の交通状況をとりまとめましたので、お知らせします。
【混雑緩和による安全性の向上】
■信号待ちが解消し、交差点付近の混雑が緩和しました。それにより、追突事故の削減が見込まれ、安全性の向上に寄与します。
・整備前(令和元年7月9日(火)):信号待ち 67パーセント(12回計測のうち8回発生)
・完成後(令和元年9月10日(火)):信号待ち 0パーセント(12回計測のうち0回)
※ピーク時(7時~8時台)における、信号待ち回数(10分間隔で計測〈計12回〉)
【ラグビーW杯2019 熊谷会場への輸送経路として円滑な交通に寄与】
■当該区間は、ラグビーW杯2019熊谷会場への輸送経路も担っており、ラグビー日本代表壮行試合時(9月6日)においても、輸送経路として円滑な交通が確保できました。
※引き続き、開通後の整備効果について調査を実施していく予定です。