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記者発表資料

2021年06月28日

  • 「R2稲荷川工事用道路工事」「R2町谷地区床固群改築外工事」において『見積活用方式』等を試行します。

    日光砂防事務所

     近年の自然災害の多発に伴い技術者不足が想定されることから、今回発注する「R2稲荷川工事用道路工事」「R2町谷地区床固群改築外工事」については、不調不落対策を試行しております。

    ○見積活用方式
     標準的な積算と乖離が予想される工種を選定し、入札者から見積の提出を求め、その価格の妥当性を検証のうえ、予定価格に反映する「見積活用方式」を試行します。
    ○砂防コンクリート打設における歩掛と材料単価をセットにした見積活用方式
     砂防工事の設計・積算を適切に実施するため、従来は「歩掛」のみを対象としていた「見積活用方式」を「歩掛」に加え「材料単価」も見積の対象にすることで、標準積算価格と実勢価格の乖離解消を図ります。(見積にて設定した歩掛及び材料単価は公表します)
    ○地域外からの労働者確保に要する間接費の設計変更
     地域外からの労働者の確保が必要となる工事において、宿泊費や労働者の赴任手当など標準積算と実際にかかる費用に乖離が考えられるため、共通仮設費及び現場管理費の対象項目について、その妥当性を確認の上、実績変更する試行を行います。
    ○施工箇所が点在する積算方法(R2町谷地区床固群改築外工事のみ)
     施工箇所が点在する場合、資機材を運搬する費用や交通規制等がそれぞれの箇所で発生するなど、積算額と実際にかかる費用に乖離が考えられることから、工事箇所毎に共通仮設費、現場管理費の算出を行います。
    ○余裕期間制度の活用
     受注者の円滑な工事施工体制の確保を図るため、事前に建設資材、労務者確保等の準備ができる余裕期間を設定する方式を適用します。なお、余裕期間内は、管理技術者等の配置を要しません。

  • 別紙・参考資料

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