2021年12月02日
関東地方整備局
港湾空港部
福徳岡ノ場の噴火に由来する軽石が東京湾に漂流した場合を想定し、多くの船舶が航行する東京湾の安定的な海上輸送を維持することを目的に、国土交通省関東地方整備局では、航路調査船2隻(巡視従事)及び海洋環境整備船3隻(回収作業従事)の合計5隻が日々ローテーションを組み海上での巡回を実施中です。なお、これらの船舶は、平常時は東京湾等の閉鎖性海域において航路調査や浮遊ゴミ等の回収に従事しています。
本日、第三管区海上保安本部からの情報に基づき、館山港沖にて軽石混じりの浮遊物を発見しましたので、海洋環境整備船「みずき」(四国地方整備局所属)により回収を行いました。なお、今回回収した軽石は、福徳岡ノ場噴火に由来する軽石であるかは不明です。
引き続き、国土交通省関東地方整備局では関係機関と連携を取りつつ軽石への対応に取り組んで参ります。
【回収作業の概要】
実施日時:2021年12月2日(木)11時45分頃-12時30分頃
実施場所:館山港沖(千葉県館山市)
実施船舶:海洋環境整備船「みずき」(四国地方整備局所属)
回収量:直径約1-3センチメートル100個程度
【従事する航路調査船・海洋環境整備船】
関東地方整備局:べいさーち、うらなみ、べいくりん
近畿地方整備局:クリーンはりま
四国地方整備局:みずき
※詳細は本文資料(PDF)別紙をご参照ください。