2020年12月23日
関東地方整備局
将来にわたる公共工事の品質確保、その担い手の中長期的な確保・育成を図るため、令和元年6月に「公共工事の品質確保の促進に関する法律の一部を改正する法律」が公布・施行されました。また、令和2年1月に改正品確法を踏まえた「発注関係事務の運用に関する指針(運用指針)」の改正を行い、都道府県や市区町村を含む全ての公共工事の発注者が適切に発注関係事務を運用し、品確法に定められた発注者としての責務を果たしていくこととしています。
今回、改正品確法の理念を実現するため全国統一指標、関東ブロック独自指標の目標値を決定しましたのでお知らせします。
関東ブロックの目標値は関東ブロック発注者協議会にて設定し、都県域の目標値は各都県の分科会等にて設定するとともに、各発注機関が自ら目標値を設定しています。
指標については毎年フォローアップを実施し、公共発注者が一丸となって公共工事の品質確保に取り組んでまいります。
◆工事
<新・全国統一指標>
(1)地域平準化率(施工時期の平準化)
(2)週休2日対象工事の実施状況(適正な工期設定)
(3)低入札価格調査基準又は最低制限価格の設定状況(ダンピング対策)
<関東ブロック独自指標>
(4)最新の積算基準の適用状況及び基準対象外の際の対応状況(予定価格の適正な設定)
(5)設計変更ガイドラインの策定・活用状況(適切な設計変更)
◆測量、調査及び設計(業務)
<新・全国統一指標>
(1)地域平準化率(履行期限の分散)
(2)低入札価格調査基準又は最低制限価格の設定状況(ダンピング対策)
<関東ブロック独自指標>
(3)ウィークリースタンスの実施(履行状況の確認)
各機関の目標値については、関東地方整備局HPに掲載しています。
https://www.ktr.mlit.go.jp/gijyutu/gijyutu00000162.html