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記者発表資料

2021年04月09日

  • 「R2国道52号鰍沢地区交通安全対策工事」において「見積活用方式」「難工事指定」「余裕期間制度」を採用します。

    甲府河川国道事務所

     工事発注において予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札取りやめや不調が予測される工事について不調不落対策を試行しております。
     今回発注する「R2国道52号鰍沢地区交通安全対策工事」については、標準的な積算と実勢価格に乖離が生じていると考えられることから、以下を採用します。

    (1)見積活用方式
     本工事は、国道52号山梨県南巨摩郡富士川町鰍沢地先及び箱原地先において、歩道設置等の交通安全対策(鋼管杭擁壁、法面工、舗装等)及び路面補修等の施工を行う工事です。
     今回の工事は、国道52号において、昼夜間の片側交互通行を実施し、狭所な作業ヤード内で鋼管杭擁壁、法面工等の施工を行うことになるため、作業効率が低下する事が懸念されます。このため、入札者から見積の提出を求め、その価格の妥当性を検証の上、予定価格に反映する「見積活用方式」を採用します。
     見積を求める工種は、標準的な積算と乖離が予想される工種より選定しています。

    (2)難工事指定
     本工事は、工事を適切に完成させた場合、その後の発注工事における総合評価項目「難工
    事指定実績評価対象工事(試行)」を加点対象とする「難工事指定」を採用します。

    (3)余裕期間制度(任意着手方式)
     契約期間内であるが、工期外であるため、受注者は監理技術者等の配置が不要であり、工事に着手してはならない期間のことです。工事着手以外の工事のための準備は、受注者の裁量で行うことができるため、事前に建設資材、労働者確保等の準備を行うことができる、「余裕工期制度(任意着手方式)」を採用します。

  • 別紙・参考資料

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