2021年01月20日
北首都国道事務所
昨今、工事発注において予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札のとりやめや不調が予想される工事について不調・不落対策を採用しております。
今回発注する下記対象工事は、以下について採用します。
【対象工事※工事の内容については、本文資料(PDF)別添の工事概要を参照して下さい。】
1.R2国道4号東埼玉道路赤岩地区改良その6工事:不調・不落対策(1)、(2)、(3)
2.R2国道4号東埼玉道路赤岩地区改良その7工事:不調・不落対策(1)、(2)
3.R2国道4号東埼玉道路魚沼地区改良その1工事:不調・不落対策(1)、(2)、(3)
4.R2国道4号東埼玉道路魚沼地区改良その2工事:不調・不落対策(1)、(2)
【不調・不落対策の採用】
(1)「余裕期間制度」
契約期間内であるが、工期外であるため、受注者は監理技術者等の配置が不要であり、工事に着手してはならない期間のことです。工事着手以外の工事のための準備は、受注者の裁量で行うことが出来るため、事前に建設資材、労働者確保等の準備を行うことができる制度です。
(2)「一括審査方式」
同一時期に調達を必要とする「同一規模」、「同一条件」の複数工事について、申請できる配置予定技術者を1名として同時に競争参加を求め、あらかじめ定めた順番で開札し、落札者を決定する方式です。
(3)「施工箇所が点在する工事の積算」
施工箇所が点在する工事について、資機材を運搬する費用や交通規制等がそれぞれの箇所で発生するなど、積算額と実際にかかる費用に乖離が考えられることから、工事箇所毎に共通仮設費、現場管理費の算出を行う「施工箇所が点在する工事の積算」を採用します。