2021年11月02日
鬼怒川ダム統合管理事務所
工事発注において、入札参加者がいないことなどを理由として、入札・契約手続きの取りやめや不調が予測される工事について、不調・不落対策を試行しております。
今回発注する「R3鬼怒川ダム統合管理事務所泉ヶ丘宿舎建築改修工事」では、以下の(1)、(2)を試行します。
(1)『公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式・実績評価型)』
競争参加者が少数と見込まれるとともに技術的難易度が比較的低い工事において試行するものです。
特徴は次のとおりで、公共工事の実績のない企業でも参加しやすい方式となっています。
1)競争参加時に配置予定技術者の申請は不要です。
(参加要件として配置予定技術者の工事経験の設定はありません)
2)総合評価における加算点の評価対象は、企業の同種工事の施工実績
(民間工事を含む)と災害活動実績のみです。
3)過去の工事成績や表彰実績、配置予定技術者の技術力は評価対象としません。
(2)『余裕期間制度(任意着手方式)』
本工事は、受注者の円滑な工事施工体制の確保を図るため、事前に建設資材、労働者確保等の準備を行うことができる余裕期間を設定した工事であり、受注者は工事の始期を余裕期間内で設定することができます。
なお、工事の始期までの余裕期間内は、主任技術者の配置が不要となります。