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記者発表資料

2020年04月07日

  • 用水供給の本格開始前に、鬼怒川4ダムの貯水池が満水到達。

    鬼怒川ダム統合管理事務所

     鬼怒川ならびに利根川本川下流部沿岸の栃木県、茨城県、千葉県の水源となっている鬼怒川4ダム(五十里、川俣、川治、湯西川ダム)では、沿岸地域の水利用が大きく増加する4月中旬を前に、貯水池が満水に達しました。
     本年は、山間部の降雪量が少なく、ダム流域における積雪深の最高は、日光市川俣の加仁湯地先にダム管理用として設置した積雪計によると、平均の8割程度にとどまりました。このような状況の中、4ダムでは、ダム下流の河川環境及び水利用の状況を確認しながら、3月上旬から徐々に始まった雪どけや降雨による河川の増水を慎重に貯め込んできました。
     その結果、4ダムの合計貯水容量2億5,310万立方メートルに対して、4月7日0時の合計貯水量は、2億5,018万立方メートルとなっています。
     鬼怒川の沿岸地域では、今月中旬頃から、かんがいによる水利用が本格的に始まります。当事務所では、今後の水利用の状況及び気象状況等を監視しながら、河川に必要な流量を確保するために、引き続ききめ細かいダム操作を行っていくこととします。

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