2020年03月31日
関東地方整備局
企画部
河川部
関東地方整備局では、令和元年東日本台風からの復旧・復興を加速化し、洪水災害等への備えを強力に推進するため、「久慈川緊急治水対策河川事務所」(茨城県常陸太田市)を、また荒川の治水安全度向上のため、「荒川調節池工事事務所」(埼玉県さいたま市)を、八ッ場ダムが建設段階から管理へ移行するため、「利根川ダム統合管理事務所八ッ場ダム管理支所」(群馬県長野原町)を令和2年4月1日(水)に関東地方整備局に設置します。
○久慈川緊急治水対策河川事務所では、令和元年東日本台風により甚大な浸水被害が発生したことを受け、久慈川水系久慈川の堤防整備等による本格的な災害復旧工事を含めた「久慈川緊急治水対策プロジェクト」等の取組を一層強力に推進します。
○荒川調節池工事事務所では、荒川中流部において、既存の荒川第一調節池に加え、新たに第二及び第三調節池の整備を推進し、洪水時の河道流量の低減、下流の東京都、埼玉県の広範囲に及ぶ治水安全度の向上を図ります。
○八ッ場ダム管理支所では、貴重な土地をご提供頂いた地権者の皆様をはじめ、多くの関係者のご理解とご協力により完成した八ッ場ダムについて、首都圏を含む下流地域の治水・利水のための運用をしていきます。なお、八ッ場ダム工事事務所については令和2年3月31日をもって閉所します。