2020年07月29日
川崎国道事務所
昨今、工事発注において予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札のとりやめや不調が予想される工事について不調・不落対策を試行しております。
今回発注する「R2国道409号大師河原交差点歩道橋下部他工事」については、標準的な積算と実勢価格に乖離が生じることが予想されることから、「見積活用方式」及び「間接工事費実績変更方式」の試行を行います。
(1)「見積活用方式」
本工事は、国道409号川崎市川崎区大師河原一丁目地先~同区江川一丁目地先において、横断歩道橋下部工を施工するものです。
本工事は、国道409号の市街地部であり、非常に交通量が多い交差点における狭小な施工ヤード内での施工となるため、作業効率が低下することが懸念されます。
このため、入札者から見積の提出を求め、その価格の妥当性を検証の上、予定価格に反映する「見積活用方式」を採用します。
見積を求める工種は,標準的な積算と乖離が予想される工種より選定しています。
(2)「間接工事費実績変更方式」
「安全費」において、標準的な積算と実勢価格に乖離が予想されるため、その妥当性を確認の上、実績により共通仮設費(率分)を変更する「間接工事費実績変更方式」を試行します。