2020年01月16日
川崎国道事務所
昨今、工事発注において予定価格超過や入札参加者がいないことなどを理由として、入札のとりやめや不調が予想される工事について不調・不落対策を試行しております。
今回発注する「R1国道16号町田地区舗装他工事」については、標準的な積算と実勢価格に乖離が生じることが予想されることから、「見積活用方式」及び「間接工事費実績変更方式」の試行を行います。
(1)「見積活用方式」
本工事は、国道16号東京都町田市鶴間地先において、舗装工事等を行うものです。本工事は、国道16号の市街地部であり、国道246号との交差点から横浜町田ICまでの間の非常に交通量が多い箇所での狭小な施工ヤードでの施工となるため作業効率が低下することが懸念されます。
このため、入札者から見積の提出を求め、その価格の妥当性を検証の上、予定価格に反映する「見積活用方式」を採用します。
見積を求める工種は,標準的な積算と乖離が予想される工種より選定しています。
(2)「間接工事費実績変更方式」
「安全費」において、標準的な積算と実勢価格に乖離が予想されるため、その妥当性を確認の上、実績により共通仮設費(率分)を変更する「間接工事費実績変更方式」を試行します。