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記者発表資料

2020年02月20日

  • 霞ヶ浦最大の湿原「妙岐ノ鼻」で、ヨシ焼きを行います!

    霞ヶ浦河川事務所
    独立行政法人水資源機構 利根川下流総合管理所

     「妙岐ノ鼻」(稲敷市浮島地先)は、面積約50ヘクタールの霞ヶ浦最大のヨシ原です。

     ヨシを主体とした多様な湿地環境では、貴重種19種含む300種以上の植物が確認され、その植物を生息環境として利用しているオオセッカやコジュリン等の貴重な鳥類も見られます。さらに猛禽類のチュウヒのねぐら入りが確認されるなど、とても貴重な環境が残されています。

     また、古くから茅の採取場として利用され、現在も刈り取られた茅は、日本三名園の一つである水戸の偕楽園にある好文亭の茅葺き屋根にも使用されるなど、とても品質の高い茅が採れる貴重な場所となっています。

     近年はヨシ焼きが中断されていましたが、昨年度より貴重な植物群落の質の低下が懸念されていることから、湿地環境の保全と伝統文化の継承を目的にヨシ焼きを再開しています。

     実施日時:令和2年2月29日(土) 9時から12時
      (荒天時等の場合は、3月1日(日)・7日(土)に順延します。)

  • 別紙・参考資料

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