2019年02月22日
霞ヶ浦河川事務所
独立行政法人水資源機構 利根川下流総合管理所
「妙岐の鼻」(稲敷市浮島地先)は、面積約50ヘクタールの霞ヶ浦最大のヨシ原です。
ヨシを主体とした多様な湿地環境では、貴重種19種含む300種以上の植物が確認され、その植物を生息環境として利用しているオオセッカやコジュリン等の貴重な鳥類も見られます。さらに猛禽類のチュウヒのねぐら入りが確認されるなど、とても貴重な環境が残されています。
また、古くから茅の採取場として利用され、現在も刈り取られた茅は、日本三名園である水戸の「偕楽園・好文亭」の茅葺き屋根にも使用されるなど、とても品質の高い茅が採れる貴重な場所となっています。
しかし、近年はヨシ焼きが実施されなくなり、貴重な植物群落の質の低下が懸念されていることから、湿地環境と伝統文化の保全を目的にヨシ焼きを行うものです。
実施日時:平成31年3月3日(日) 9時30分12時00分
(悪天候の場合は、3月9日(土)に延期します。)
[防火帯を確保する事前準備は、2月25日(月)9時00分行う予定です。悪天候の場合は2月28日(木)です。]