2021年06月02日
富士川砂防事務所
工事発注において、入札参加者がいないことなどを理由として、入札・契約手続のとりやめが予測される工事については、不調不落対策を試行しています。
今回発注する「R3春木川崩壊地対策工事」については、『公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)』『地域外からの労働者確保に要する間接費の設計変更』を試行し、「R3富士川砂防管内CCTV設備更新他工事」については、『公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)』を試行します。
○公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)
競争参加者が少数と見込まれる工事について、対象工事ごとに技術資料収集に係る公示資料の交付を受けて、競争参加希望者が参加表明確認申請書及び技術資料(参加要件は企業のみとして技術者要件を求めない。)を提出し、指名基準による選定を行い、指名された競争参加希望者により総合評価落札方式で落札者を決定するものです。
なお、総合評価は災害活動実績を加算点としています。
○地域外からの労働者確保に要する間接費の設計変更
本地域は、地域外からの労働者確保が必要となることが予想され、宿泊費や労働者の赴任手当など標準積算と実際にかかる費用に乖離が考えられるため、共通仮設費及び現場管理費の対象項目について、その妥当性を確認の上、実績変更する試行を行います。
富士川砂防事務所ホームページ https://www.ktr.mlit.go.jp/fujikawa/