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記者発表資料

2021年05月26日

  • 「R2南子安地区外改良舗装工事」において「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」、「間接工事費実績変更方式」、「見積活用方式」、「余裕期間制度(フレックス方式)」を試行します。併せて、「難工事指定」、「施工箇所が点在する工事の積算」を採用します。

    千葉国道事務所

     工事発注において、入札参加者がいないことなどを理由として、入札・契約手続きのとりやめや不調が予想される工事について、不調不落対策を試行しております。
     今回発注する「R2南子安地区外改良舗装工事」については、「公募型指名競争入札方式(総合評価落札方式)」、「間接工事費実績変更方式」、「見積活用方式」、「余裕期間制度(フレックス方式)」を試行、「難工事指定」、「施工箇所が点在する積算方法」を採用します。

    ○「公募指名競争入札方式(総合評価落札方式)」
     競争参加者が少数と見込まれ、技術難易度が比較的低い工事について対象工事ごとに技術資料収集に係る公示資料の交付を受けて、競争参加希望者が参加表明確認申請書及び技術資料(参加要件は企業のみとして技術者要件を求めない。)を提出し、指名基準による選定を行い、指名された競争参加希望者により総合評価落札方式で落札者を決定するものです。なお、総合評価は、災害活動実績を加算点としています。

    ○「間接工事費実績変更方式」
     本工事は、「安全費」、「運搬費」において、標準的な積算と実勢価格に乖離が生じることが予想されるため、その妥当性を確認のうえ実績により共通仮設費(率分)を変更する「間接工事費実績変更方式」を試行します。

    ○「見積活用方式」
     本工事は、現道交通量が多く、交差点内での限られた狭隘な作業ヤード内での施工となる工事のため、作業効率が低下することが懸念されます。
     このため、入札者から見積の提出を求め、その価格の妥当性を検証のうえ、予定価格に反映する「見積活用方式」を試行します。見積を求める工種は、標準的な積算と乖離が予想される工種より選定しています。

    ○「余裕期間制度(フレックス方式)」
     発注者があらかじめ設定した全体工期(余裕期間と工期を合わせた期間)の内で、受注者が工事の始期と終期を決定します。受注者が決定した工事の始期から終期までが工期となり、受注者が決定した工事の始期までの間が余裕期間となります。

    ○「難工事指定」
     工事を適切に完成させた場合、その後の発注工事における総合評価項目「難工事施工実績評価対象工事(試行)」を加点対象とする「難工事指定」を採用します。

    ○「施工箇所が点在する工事の積算」
     施工箇所が点在することにより、建設機械を運搬する費用や交通規制等がそれぞれの箇所で発生するなど、積算額と実際にかかる費用に乖離が考えられることから、箇所毎に共通仮設費、現場管理費の算出を行う「施工箇所が点在する工事の積算」を採用します。

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