国道15号について
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道路の歴史
■東海道から現在まで街道の発展とともに歩む『川崎』
六郷の渡しを描いた「東海道川崎宿六郷川渡之図」

江戸時代の五街道のひとつ「東海道」を前身とする一般国道15号は、現在は、第一京浜国道とも呼ばれ、東京と横浜中心部を結ぶ延長29.2kmの重要路線となっている。
天下統一を成し遂げた徳川家康によって始められた街道整備の中でも取り分け重要視された東海道は、江戸から京都まで、およそ502kmの道のりがあり、1601(慶長6)年にいち早く伝馬制が敷かれた。


俗に東海道五十三次といわれる五十三の宿駅が、全て整ったのは、ちょうど参勤交代制が確立した1635(寛永12)年頃。宿駅の多くは、その時すでに発達していた集落に置かれたが、現在の国道15号沿いにあった川崎宿は、新しく「町だて」された宿場で、誕生したのは、1623(元和9)年である。60軒を超える旅籠のほか、下駄屋、提灯屋、鍛冶屋など350軒以上の商店や民家が軒を連ねていたとされる。

川崎歴史ガイドパネル「旧東海道・川崎宿」


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