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一般国道6号牛久土浦バイパス道路緑化検討委員会での検討内容がまとまりました「キンモクセイを基調木に、花木低木で季節感を送出」

 一般国道6号牛久土浦バイパス道路緑化検討委員会(委員長・鈴木昌友茨城大名誉教授)の第2回会合が 平成14年3月18日土浦市内で開かれ、平成13年11月の初会合で出された意見や提言に基づくアンケートの結果とバイパ ス歩道部や法面部などの植栽案、住民参加および維持管理の仕方などが検討されました。アンケートでは キンモクセイを樹種に選んだ人が最も多く、住民参加の維持管理についても比較的高い協力可能性が得ら れるという結果になりました。
 植栽についてのアンケートでは、植樹樹木としてキンモクセイが約三割でトップ。続いてトウカエデ、ツバキ、 シラカシ、イチョウ、ケヤキの順。キンモクセイを基調木として統一感を図り、木々の間に花色や花期の異な る中木や低木を植え変化をつけることで一致しました。樹種の選定では地域性などを考慮します。
 住民参加の維持管理(ボランティア・サポート)については対象の約90団体のうち60団体から回答があり ました。ボランティアサポート制度については53%が「良いこと」と評価しました。「団体としての参加は難しい」 も27%ありましたが、「団体として参加したい」22%、「個人的に参加したい」18%などの結果でした。

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○皆さまから頂いたご意見を踏まえて、委員会で検討した結果、以下のとおり道路緑化計画がまとまりました。

1)歩道部植栽帯の基調木は、「キンモクセイ」とする。

2)中央分離帯は、遮光可能な金網板と、地被植物で構成する。

3)法面部は粗放的管理が可能な樹林地化を図る。

4)圏央道とのインターチェンジ部は、ランドマーク機能を有する樹種を植栽する。

5)未供用部は、「緑のリサイクル展開」や地域の緑化活動に活用できるよう検討を進める。

6)ボランティアサポート事業への理解を広める。

 今後は、検討委員会で策定された緑化計画に基づいて、平成15年春の供用予定区間である、国道408号〜学園西大通り(延長約2.3km)の植栽工事を進める予定です。

過去の記事:一般国道6号牛久土浦バイパス道路緑化検討委員会について

常総国道事務所 http://www.ktr.mlit.go.jp/jousou/