5.進め方について 5-3.新しい検討方法について
5.進め方について
5-3 新しい検討方法について
新しい検討方法に基づく進め方についてのご意見を頂きました。
    5-3-1 情報の共有について
  「詳細図、具体計画を早く示してほしい」など、情報の積極的かつ定期的な公開・提供を求める意見、沿線住民への事細かな情報提供を求める意見などがありました。
  【意見例】
  たたき台のパンフレットは極めてアバウトで、もう少し具体的でないとたたき台にはならないのでは。これを具体的なものとして示す意思があるのか。 (調布市在住の方から説明会で頂いたご意見)
  配布された資料は、あまりにも一般的。会場の後方に計画地図の当該部分くらいは、配布すべき。住民への説明資料としては、極めて不十分、不親切だった。 (杉並区在住の方からコメントカードで頂いたご意見)
  もっと具体的なプランを出してほしい。 (杉並区在住の方からコメントカードで頂いたご意見)
  ルート・構造の詳細図、具体計画を早く示してほしい。 (杉並区在住の方から相談所で頂いたご意見)
  この35年間の中で地元に対する広報活動が非常に少ない。これからは地元に対する事細かな情報や方針を多く示してほしい。 (練馬区在住の方から説明会で頂いたご意見)
  広報について、地権者に対して積極的に情報を公表してほしい。 (神奈川県在住の方から相談所で頂いたご意見)
  めったに遠出をしないために、情報がありません。料金所、サービスエリア、ガソリンスタンドなどで、チラシを分かりやすい所でいただけたらと思います。 (埼玉県在住の方からはがきで頂いたご意見)
  計画が進むにつれ、その内容を出来るだけ詳細に教えていただきたい。 (武蔵野市在住の方からコメントカードで頂いたご意見)
  「情報の共有」をうたっているのですから、住民に必要な情報・資料はきちんと提供すべきです。 (杉並区在住の方からコメントカードで頂いたご意見)
  国・都では外環の建設は既定の路線としており、住民の反対を恐れ、情報を小出しにしているのではと疑う。 (三鷹市在住の方からコメントカードで頂いたご意見)
    5-3-2 意見の把握について
  「きめ細かく説明する機会を設け、住民意見を集約してほしい」といった意見や沿線住民との充分な話し合いを求める意見、広域的な範囲で考えるべきとの意見などがありました。
また、個別相談を行うなど意見の把握方法への意見もありました。
  【意見例】
  きめ細かく説明する機会を設け、住民意見を集約してほしい。 (世田谷区在住の方から説明会で頂いたご意見)
  外環の問題は十分に時間をかけて、住民が納得するまで話し合いをしてほしい。本当に行政が住民に信頼されているのか、誠意のある話し合いができるのか、この辺を十分に考えて真剣にやってほしい。 (武蔵野市在住の方から説明会で頂いたご意見)
  実際に土地をとられる世帯を中心に詳しい説明をしてもらいたい。 (杉並区在住の方からコメントカードで頂いたご意見)
  住民らの反対意見は少数かもしれないが、行政側は少数が痛みを伴う場合、それを何よりも尊重すべきである。 (武蔵野市在住の方からコメントカードで頂いたご意見)
  道路を利用する不特定多数の人々ではなく、直接的な影響を受ける人々を重視すべきである。 (三鷹市在住の方から説明会で頂いたご意見)
  地元の意見も大切ですが、周辺地域のことも考えるのが広域を管轄する行政の役割。 (その他23区在住の方からコメントカードで頂いたご意見)
  今後の仕事のこともありますので、決まったら早急に個別に相談にのってほしいと思っています。 (練馬区在住の方からはがきで頂いたご意見)
  車の所有や運転の有無を調べているが「車を使っていないから自動車道路に反対しているのだ」といった短絡的ないし恣意的な結論付けはしないでほしい。 (練馬区在住の方からコメントカードで頂いたご意見)
    5-3-3 意見の公表・反映について
  意見を集約する方法についての意見や住民の意見の公表を求める意見、意見の反映方法についての意見などがありました。
  【意見例】
  このような会場で出た意見に対し集約する方法があるということで理解していいのか。またそれはどのような方法なのか。 (杉並区在住の方から説明会で頂いたご意見)
  情報の共有は、一方的であってはならないし、住民の意見も事業者と同レベルで公表すべきである。 (その他23区在住の方からコメントカードで頂いたご意見)
  必要性から検討するということであれば、必要性がないという結論が出たため、整備中止とするという結果でもいいのではないか。 (コメントカードで頂いたご意見)
    5-3-4 新しい検討方法の進め方について
  新しい検討方法の進め方に対して「計画決定の前段階から広く意見を聞くというのはいいことだ」とする意見、客観的なデータの提示や話し合いのルールを求める意見、進め方についての要望・提案の意見などがありました。
  【意見例】
  計画決定の前の段階から広く意見を聞くというのはいいことだ。 (練馬区在住の方から説明会で頂いたご意見)
  様々な視点からの客観的データを提示して「対話型計画づくり」を徹底的に行ってほしい。 (三鷹市在住の方からコメントカードで頂いたご意見)
  話し合いのルールを決めること。それがたたき台の検討以前の問題だと思う。 (世田谷区在住の方から説明会で頂いたご意見)
  今後はたたき台についてもっと練り、諸問題に対しどの辺りまで解決できるかを書き込み、その上で改めて意見を聞くという機会を設けてもらいたい。 (練馬区在住の方から説明会で頂いたご意見)

「みなさんの声」平成13年11月国土交通省発行より