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自由意見 | 居住地域 | 年齢 | 性別 |
現在検討されている地域は、都の数少ない「自然」という財産が、市民生活と共存して残されている貴重な地域である。道路は、我々の生活基盤として重要な存在ではあるが、それは、生活そのものの上に成り立つ存在であり、生活基盤を著しく損なう前提での建設は、戦後まもない時代の発想であり、経済・生活・環境を総合してスタディーのうえ、意思決定されるべきものである。
昨今の行政の政策誘導は、これらを確認する術も示されず、ただ住民の意見だけを聴取し、その後はお決まりの政治決着をはかろうとしていることが見え隠れしているが、これこそ税の搾取である。数十年前の計画が中断されていた間の税金の浪費と、回収不能であろう新たに発生する建設費用の負債等の第3者機関の評価があいまいなまま、住民との対話に望むのは、税の無駄遣いだけでなく、住民生活者の不安の増大という計測できないマイナスの要素を増長させているだけである。 物事は、推し進めることも必要であるが、地域行政として均衡がとれ、正しいのであれば、中止することも立派な判断である。数十年前の計画を推進する事業の意味とは何なのかを今と照らし合わせて見て欲しい。 | 狛江市 | 不明 | 不明 |