砂防と災害
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砂防堰堤の働き
砂防堰堤の働きについて、説明します。
上流から流れてくる土砂を受け止め、貯まった土砂を少しずつ安全に流してゆくことにより、土砂の量を調節するのが砂防堰堤です。
土砂が貯まると川の勾配が緩くなるため、急流は穏やかな流れに変わり、土砂の流れが抑えられるとともに、川底が削られにくくなります。
さらに土砂の動きが止められることによって、川岸や山すそが固定され、川岸が削られたり山すそが崩れるのを防ぎます。不透過型砂防堰堤
不透過型砂防堰堤(早川町 稲又第三砂防堰堤 平成14年3月完成)
砂防堰堤によって土砂が貯まり川の勾配が緩くなっています。
不透過型砂防堰堤(早川町 木挽崩沢砂防堰堤 平成20年3月完成)
透過型砂防堰堤
鋼製の透過型砂防堰堤(北杜市 大沢第三砂防堰堤 平成23年9月完成)