江戸川河川事務所
 
水質に関する用語集
  河川用語集
 
スチレン(C8H8
登録番号
CAS.No.100-42-5

関連項目
[水質項目]
ビスフェノールA
フタル酸エステル類

[水質用語]
発ガン物質
要調査項目

[法律]
水質汚濁防止法
すちれん

スチレンは無色、引火性の液体です。光、熱、過酸化物などの作用により容易に重合する性質があります。発泡スチロール(ポリスチレン樹脂)は、スチレン(モノマー)の重合により製造されますが、その工程でスチレンの2量体(ダイマー)、3量体(トリマー)が副生成物として生成します。製造時にほとんど除去されますが、微量がポリスチレン樹脂の中に残るといわれており、カップめん等の食品容器から溶出する可能性があるため注目されています。
スチレンは変異原性を示すデータがあり、動物実験で発ガン性が認められています。水質汚濁防止法の要調査項目(300物質)に登録されています。

私たちの身近な製品に含まれる環境ホルモン物質

 
一つ前に戻る
目次
五十音索引
   

   

 英名

国土交通省 関東地方整備局 江戸川河川事務所
EDOGAWA RIVER OFFICE All Rights Reserved
閉じる