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でぃるどりん
ディルドリンは、ドリン系殺虫剤として昭和30年代をピークに使用され、昭和46年以降は実質的に生産、使用が中止されました。その後、白蟻防除剤としては使われていましたが、昭和56年にアルドリン、エンドリンとともに化学物質審査規制法に基づく第一種特定化学物質に指定され、全面的に使用中止となっています。また、2001年5月に採択された「残留性有機汚染物質(POPs)に関するストックホルム条約」の対象物質に指定され、環境上適正な方法での管理、廃棄物の適正な処分が求められています。
中毒症状としては、頭痛、めまい、吐き気、大量摂取した場合は呼吸困難、肝腎障害、貧血、脳波異常などが認められています。
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