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ほるむあるでひど
ホルムアルデヒドは、無色の気体です。ホルムアルデヒドを水に溶解した水溶液をホルマリンといいます。主な用途には、各種の合成樹脂原料、農薬、消毒剤、各種の分析用試薬などがあります。
有機物の不完全燃焼によっても生成し、石炭・木等の煙、焼却炉の排水、内燃機関の排ガス中に含まれます。また、水道水の塩素処理、オゾン処理の過程でも生ずることがあります。
人体への影響としては、鼻、眼等の粘膜に対する刺激が強く、高濃度の場合には肺浮腫や肺炎を引き起こします。ホルムアルデヒド製造工場では作業者に皮膚炎が発生することが報告されています。
監視項目の指針値は「0.08mg/L以下」とされています。
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